LEDテープライトの配線パターン

先週、LEDテープライトはどういうところで使われているのかというお話をさせていただいました。
商品陳列棚の棚下照明用だったり、アクリルと組み合わせて使っていたり。
今回は配線接続方法について、お話したいと思います。

棚下照明用だと、商品陳列棚1個に対して3段分、4段分など同じ場所でLEDテープライトを複数本使いたいっていうことがあるかと思います。
基本、LEDテープライト1本に対して電源アダプタは1個になります(下図左)。
そうしたら、例えばLEDテープライトを4本使いたいよっていう時に電源アダプタも4個になってしまいます。(下図右)

右図のように使うとコンセントが4口必要になってしまいますし、電源アダプタの費用も4個分になってしまいます。
配線接続方法を変えることと、電源アダプタの出力電流容量を上げることによって、電源を1個にすることもできます。

配線の繋ぎ方は2パターン。上図のような直列繋ぎか並列繋ぎになります。
直列繋ぎを1つの線のように1本に繋げていきます。
並列繋ぎは4本を並べて、別パーツの分岐ケーブルを使って配線を分けて繋いでいきます。

ただ、直列繋ぎで複数本繋げるのはあまりおすすめできません。
電線(ケーブル)に抵抗があるので、光の明るさに差が出てしまいます。
電源アダプタに一番近いLEDテープライトと、一番遠いLEDテープライトで明るさが変わってきてしまうのです。
特にLEDテープライトが長い、本数が多いと並列繋ぎの方がおすすめになります。
また、LEDテープライトを繋げることができる全長や、電源アダプタ容量の選択も、その都度の仕様によっても異なりますので、今回は簡単にですがご参考までに。